マッチのレッテルに大正ロマンを求めて

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鎰屋

鎰屋

衰退した輸出マッチにかわって盛んになった、
大正末期から昭和初期の宣伝広告マッチラベルのコレクションです。
梶井基次郎〈檸檬〉に出てくる鎰屋(かぎや)のマッチラベルです。
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梶井基次郎〈檸檬〉
『私は二条の方へ寺町を下り………
また近所にある鎰屋の二階の硝子窓をすかして眺めたこの果物店の眺めほど、その時どきの私を興がらせたものは寺町の中でも稀だった。…』
─大正14年(1925)1月同人誌「青空」に初出─