マッチのレッテルに大正ロマンを求めて

作品について

制作行程

マッチラベルに漆を重ねた作品ができるまでを簡単にご紹介いたします

写真は亀甲竹を使った作品(前半)と、メガネケース(後半)の制作工程です。
素材によって多少異なりますが、基本的な制作手順としてご覧ください。

亀甲竹

亀甲竹

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how02
how04
how07
how08
how05
how06
how03

1. 鑿で内側の節を抜き寸法切り後、サンダーで形を整える。
2. 下地を塗り,乾燥後、耐水ペーパーで研ぐ。
3. 黒塗り、水研ぎ、更に黒塗り・・・ これを数回繰返す。
※塗装の乾燥時間は、48〜72時間(1回あたり)
4. 黒塗り面に、色を載せ。(時にはマスキングをして)
5. 乾燥後、研ぎ出し。(色をとばす)
6. 黒を被せ、再度研ぎ出す。
7. 色出し完了後、ラベルを貼る。
8. 透明ニスにてラベルの色落ちを押える。
9. 透明カシューを塗る。ラベル面を破らぬよう、 5、6回塗り重ねてから、水研ぎする。
10. ラベルが生地面と平坦に近くなるまで塗りと研ぎを繰返す。
11. 最終水研ぎ(#1000〜1200)後、 仕上塗りをする。
12. 箱などは呂色仕上げを施す(特殊研磨剤で磨き上げる)
※水研ぎの耐水ペーパーは、180・240・320・400・600・800・1000・1200と徐々に細かくしてゆく。

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